◆私が関わった、自己愛性人格障害者の実例その3-1■99%じゃダメ!100%思い通りにいかないと全てを他人のせいにし、恫喝して心療内科送りにするFX長者鬼嫁■
自己愛性人格障害者の実例、その三人目(ラスト)です。
この実例の場合、ターゲットはこの鬼嫁と深く関わった人物全てです。
恐いですねー。
しかし何故、このような鬼嫁が次々と新たな人間と関係を築けるのか…
それは、以前に書いた
「タレント力」
も、大きく関係しているのです。
・自己愛性人格障害者-R子(仮名・鬼嫁)40代半ば(当時)
・Mさん(仮名)私の友人でR子の旦那兼、共同経営者。40代半ば(当時)
・私-ターゲット経験後
私は当時知り合って間もない友人、Mさんと飲みに行く事になった。
その時、彼の会社の従業員で顔見知りのYちゃんという女性も、同席する予定だった。
そして居酒屋にて、
私「乾杯!」
Mさん「乾杯…」
私「Yちゃんは、後から来るの?」
Mさん「ん…?Yちゃんは、来ないよ」
私「え?急用とか?」
Mさん「いや…彼女もうウチの会社やめたから」
私「ええ〜!どうして?あんなにMさんの会社で、楽しそうに働いてたのに…?」
Mさん「うん、妻がね…」
私「奥さん?例の、美人でエレガントだって言う?」
Mさん「ははは…美人でエレガントねぇ…Yちゃんにはそう見えてたのか…」
私「…?」
Mさん「あんな恐ろしい女は…いないよ」
私「どういう事?」
Mさん「こないだ会社でちょっとした夫婦喧嘩になってさ」
私「うん…」
Mさん「Yちゃんが俺の味方をした…まではいかなかったんだけど、妻の肩を持たなかったんだ」
私「うんうん」
Mさん「そしたら…妻が豹変して『貴様は誰の味方なんだよぉ〜!』って発狂しだして…」
私「発狂?あの奥さんが?俺はあいさつしかした事ないけど、あんな上品で物静かそうな奥さんが?」
Mさん「それは表の顔。それで発狂した妻がYちゃんを●●交差点まで連れ出して…」
私「あんな人通りの多いところに?」
Mさん「『お前は私の味方をしなかったなぁ!誰のおかげで生活出来てるって思ってるんだ!』って恫喝しはじめたんだ」
私「…?」
Mさん「『何だ?お前、もしかして旦那とデキてるのか?え?どうなんだ?』とか」
私「ちょ…ちょっと…」
Mさん「もちろんデキてる訳なんかなくてさ、Yちゃんは泣きながら否定するんだけど…」
私「うん…」
Mさん「『だったらココで土下座しろ!土下座してあたしに謝れ!そして、私は奥さんの味方ですって叫べ!!』って」
私「うわぁ…」
Mさん「それで…俺が、会社を飛び出した妻とYちゃんを探しにいって、発見したのは一時間後でさ…」
私「えっ?じゃあ、その一時間の間…」
Mさん「そう!『謝れ!土下座しろ!』『すみません…出来ません…許してください…』ってやり取りをずっとしていて…」
私「Yちゃんは…?」
Mさん「もうさ…涙と鼻水でグチャグチャな状態で、恫喝する妻の前にしゃがみ込んで…」
私「土下座させられて…?」
Mさん「いいや、土下座が恥ずかしいから、土下座は許してって言い続けて…」
エレガントで物静か通っている女性が…
「このヤ●マンが!」
「キ●ガイ女!」
「お前もしかして●●出身者?」
「高卒のくせに」
「片親育ちってやっぱり、●●ワだわぁ!」
私「それで、どうなったの?」
Mさん「もう会社、辞めさせてくれって…」
私「当然だよね…Yちゃんは大丈夫なの?」
Mさん「…うわさによると、心療内科に行ってクスリもらって、家に引きこもってるって…」
私「うわぁ、心配だな…」
Mさん「あ!でも、連絡とかは取らないであげて」
私「どうして?」
Mさん「もう、俺の会社をちょっとでも連想させるモノに関わると、パニック起こしちゃうみたい」
私「…」
Mさん「俺の会社のある駅名を聞いただけで、吐いちゃうくらいに…」
私「かわいそうに…」
Mさん「ふぅぅぅぅぅ…もう、これで5人目だよ…」
私「5人目???」
Mさん「うん、妻のせいで優秀なスタッフを失って…」
私「そうなの?」
私「!!!」
私はMさんの鬼嫁、R子の事をほとんど知らなかった。
それもあって、MさんにR子がどんな人物なのかを聞くと…
2へつづく
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◆私が関わった、自己愛性人格障害者の実例その2■社会に揉まれて、変質・発酵してしまった“隠れ自己愛”の元オレ様男■
自己愛性人格障害者の実例、その二人目です。
この実例の場合、特定のターゲットはいません。
しかし、自己愛ゆえにもう既に友人・知人・仕事を失い、羊の皮をかぶった“隠れ自己愛”男の、化けの皮が徐々にはがれる様子がメインです。
・自己愛性人格障害者-S(仮名)30代半ば男性(当時)
・J子(仮名)私の同僚で、私にSを紹介した、Sの知人。30代後半女性(当時)
・私-ターゲット経験後
ある仕事を進めなければならない時に、スケジュールの関係で欠員が出た。
その穴埋めに適任の人物がいない事に関して、私とJ子は相談していました。
私「う~ん、●君も●氏も、当分忙しいって…」
J子「そうかぁ…」
私「手詰りかな?」
J子「あの…実は、」
私「ん?誰か心当たりあるの?」
J子「あるにはあるんだけど…実は紹介するのちょっと抵抗ある人で」
私「どんな人?」
J子「S君っていって、私の昔の同僚なんだけど、スゴい切れ者で…」
私「切れ者なんだ?」
私「どういうこと?」
J子「私も最近久しぶりに会って、で理由はわからないんだけど、しばらく仕事してないみたいなの…」
S君は昔、J子と同じ職場では“相当の切れ者”として名をはせていた。
とにかく頭が良く、常に周囲の2~3歩先を考え、行動する男らしい。
…が、J子が久しぶりに会ったS君は、数年間仕事をしておらず、貯金とたまのバイトで暮らしていて、会話や表情からは当時の切れ者っぷりは見る影もなかったらしい。
だが…
J子「でもね、きっと現場復帰したら、すごく役に立つと思うの!」
私「う~ん、でも数年も現場離れてるって…」
J子「わかった!私はS君とは古いし、私がうまく扱うから、お願い!この仕事参加させて欲しいの!」
私「まぁ…人手に困ってたところではあったし」
そうして、今進めている仕事の会議の際にS君は訪れ、チームに初体面となった。
しばらく仕事をしていなかったせいか、S君は30代半ばとは思えぬオドオドした態度だった。
が、急に目を細めたニコニコしたえびす顔に瞬時に表情が変わると、
S君は愛想よく、大きな声で、
「新人だと思って頑張るのでお願いします!」と挨拶した。
が…
S君の実態は、外ヅラだけで何かとやる気のアピールが激しく、問題だらけの男でした。
まず、
・期日までに上げるものを上げない。
・メールのレスがない、遅い。
・電話も取らない。
・会議にも遅れる。
でも、皆がとがめると、ヘラヘラと平謝り。
ものの数日で進行は遅れ、チームの志気も下がりました。
かと思うとS君は、大クライアント社の社長さまの誕生会や、大金持ちの資産家のボンボン主催のイベントなどには、時間前に来てゴマをすっていたり、彼らにマメにメールしてたりするのです…
そんなある日、事件がおきます。
会議でやっとS君が作って仕事をチェックし、あまりの出来の悪さに全員がダメ出しの対策を考えていたであろう時でした。
J子がS君に「もうちょっと頑張って貰わないと…」と言うと、S君は突然豹変し「何だと、オラァァァー!」と叫びJ子の胸ぐらを掴み床に引き倒し、平手で殴りつけたのです。
そしてバシバシと女のJ子を殴り続けながら、「言葉に気をつけろぉぉぉー!」「俺を否定したなぁぁぁ!」と「ヤクザ映画に呼ばれた、チンピラ役の大根役者」みたいなテンションで暴れ続け…
私はJ子の身の危険と、S君に対する怒りで、S君を部屋の外に引きずり出し、突き飛ばしました。
そして私とS君は掴み合いになり、皆に引き離されその日は解散になったのです…
そして数日後…
S君をのぞくチームメイトが集まり、会議と呼ぶのも大げさな数秒の話し合いで、S君のクビが決定したのです。
その後S君から、私を含むチームメイトに、徹底的に媚びてチャラい文面のメールが送り続けられてくる事になります…
ニコニコして一見、人懐っこそうなS君に何故、友人も仕事も無いのか、この一撃でわかってしまったのです…
S君の人懐っこさの解説をするならば、
オドオド→自分よりランクが上だと思ってるから。
ニコニコ→自分よりランクが上だと思ってるから。
ヘラヘラ→自分よりランクが上だと思ってるから。
仕事が遅い→頑張らなくても、実力者に媚びればいいし。
実力者に媚び→自分に何かくれるかも知れないから。
怒り→否定されたから。
こんなトコでしょう。
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◆私が関わった、自己愛性人格障害者の実例その1-2■究極の依存・甘えん坊女■
つづき
T雄「やっと…無理矢理、逃げ出して来た…」
私「K子、そんなにひどかったのか?」
T雄「うん…あいつ、今生きてるか死んでるか、分からない。俺の知った事じゃないけどな」
…T雄の話によると、K子は前の男に半殺しの目に会った時に、友人はともかく、親兄弟、親戚縁者にも縁を切られていたらしい。
何故なら、男に半殺しの目に合ったのはこれが初めてではなく、毎度の事だったらしい。
原因は…
K子の彼氏に対する、異常なまでの依存・執着・束縛で、男の仕事や生活・神経まで喰い尽くしていて、男がとことん追い詰められ、K子に殺意を抱いたというものらしい。
それで、親兄弟も手に追えず、K子を見離したらしいのだ。
仕送りだけは、送ってくるらしいが。
私「K子を半殺しにしたのか?」
T雄「いや…それはしなかった。だけど、死んでやる!って言ってたのを放置して出た。」
T雄はK子と付き合い出すなり、こう言われたらしい。
「あたしは、友達にも親にも兄弟にも、見離されて可哀想な子なの。だから、友達なんかと遊ぶ暇があったら、あたしと遊んでね!当然よね?」
最初は同情もあり、従っていたT雄だが、そのうち仕事の邪魔をするようになったという。
T雄が仕事で大事な局面を迎えると、それを察知し、セックス地獄でT雄の気力と体力を削ぎ、仕事を失敗させるのだという。
|
なぜK子はT雄の仕事を失敗させようとするのか…?
それは…
T雄が仕事で失敗する→社内での評価が落ちる→T雄が早く家に帰ってくる→自分(K子)と一緒に過ごす時間が増える…
という、何とも自分勝手極まりなく、自分以外の全ての人間が幸せにならない、身勝手な発想による行動を取り続けたのだ。
しかしなぜ、T雄がK子の思うがままに“セックス地獄”に陥れられたのかというと、以下の通りらしい。
T雄が仕事で大事な局面を迎える→K子が察知して、一晩に何度もセックスを迫る→T雄はフラフラで仕事でミスをする→K子喜ぶ→T雄困る→また仕事で大事な局面を迎える→K子また察知する→T雄セックス拒む→セックスしてくれなきゃ死んでやる→T雄困惑→セックス地獄→T雄仕事でミスをする→K子喜ぶ→T雄困る→またまたT雄が仕事で大事な局面を迎える→K子セックス迫る→T雄が拒む→死んでやる→困惑→セックスしてくれたら、死ぬのやめてあげる→セックス地獄→またまた仕事でミス…
…そして、T雄は耐えかね、「じゃあ勝手に死ね!」
と言い放って、K子を放置し、電話も着信拒否し、実家に逃げ帰ったらしい…。
その後、私もT雄も、K子の噂を聞くことは現在までない。
T雄はこの数年後結婚し、2児の父になった。
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◆私が関わった、自己愛性人格障害者の実例その1-1■究極の依存・甘えん坊女■
私が知り合い程度に関わり、時には暴風域の外から、ターゲットに(当時、非常に的を得ない)助け舟を出していた。
■依存・甘えん坊の究極系の女■
・ターゲット-T雄(仮名)私の友人でK子の彼氏、20代後半男性(当時)
・私-ターゲット経験前
・それぞれの関係性…私とT雄とK子は、三人とも以前の同僚。
私とT雄は退社後も親しい飲み仲間だったが、いずれもK子とは顔見知り程度で親交は薄かった。
ある夜、私がT雄と久しぶりに飲みに行った時の事。
T雄「あのさ、K子って覚えてるか?」
私「えーと、ああ。あの子か!あのかなり人懐っこい感じの?」
T雄「うん、あの人懐っこくて、ちょっと子供っぽくて、カワイイ感じのさ…」
私「え?なに?何?」
T雄「最近さ、K子と付き合いだしたんだ」
私「へぇ?!そうなんだ。当時、そんなに仲良かったっけ?」
T雄「いや…当時はほとんど知らない。ちょっと最近会う用事があって…」
私「ふ~ん。どういう流れでつき合うようになったの?」
T雄が言うには、K子はちょっと前に事件を起こしていた。
起こしていた。と言っても、K子は被害者だった。
つき合っていた男に徹底的に殴られ、全治4ヶ月の怪我を負っていたらしい。
その事がきっかけで、T雄の所にK子と仲の良かった元同僚から連絡があったという。
内容は「K子に借りてた物を、変わりに返して欲しい」という事だった。
私「どういう事?そいつが自分で返せばいいのに?」
T雄「うん…俺もそう思って聞いたんだけど、どうにもK子に近付きたくないから、頼むって」
私「へ?」
T雄「何か、事件とかそういうの起こしたK子に関わるのが嫌なんだってさ…」
私「なんだそいつ、だって、K子は被害者じゃないの?」
T雄「だよな!俺もちょっとムカっときてさ…」
私「うん」
T雄「ま、でもそいつから渡された本とかを、見舞いがてらにK子に返しに行って…」
私「病院?」
T雄「あ、いや、もう退院しててK子のアパートに…」
私「まさか…」
そのまさかで、T雄はボロボロのK子に同情し、K子に「実は当時好きだった」の。と告白され、その場で関係を持ってしまい…今日に至るというのだ。
どのくらいK子がボロボロだったのか…
それは実は、元彼に殴られた負傷だけではなかった事が、のちのち判明するのだが。
その時、T雄の携帯が鳴った。
K子からだ。
しばし話し、電話を切ったT雄によると、今からK子がここに顔を出したいそうなのだ。
私は快く承諾し、数分後にK子が店に来た。
私「あー、久しぶり!覚えてる?」
K子「覚えてますよー、T雄さんと仲良かったですもんねー!私、会社にいた頃からT雄さんに憧れてて。ずっと、ずっとずっと好きだったんですー。きゃはは。で、こうやって最近再開する事が出来て、すっごく嬉しくって!それに彼、超優しいんです。いつもわたしの事気にかけてくれて。あっ、わたし元彼に殴られちゃったりして、すごいそれもトラウマで…でも彼がすごく気にしてくれるし、優しくしてくれるんで、かえって殴られて良かったかなーなんて。実は元彼の事あんまり好きじゃなかったし…ホントだよ!(T雄に)で、それに寝る時とかもずっと私が眠るまで抱き締めててくれるし、うーん、実は殴られちゃってから不眠症になっちゃって…つい、思い出しちゃうんですよね?フラッシュバックって言うんですよね。来る日も来る日も、普段もそうだし、特に寝る時になると思い出しちゃって…でもT雄さんが居てくれて、頭とか撫でててくれるんで眠れるんですー!ね?(T雄に)わたしが寝るまで寝ないんだもんね?(T雄に)で、先に起きててくれて…そう…朝起きて、あっ、起きた瞬間とかは平気なんですけど、起きてしばらくテレビとか見て、そうするといろんな事件とかやってるじゃないですか?そうするとやっぱり思い出したりしちゃって…あのわたしテレビっ子なんでテレビは見たくて。でもそんな時にもT雄さんがいると全っ然大丈夫で。うん、そばにいて、タバコ吸ったりコーヒー飲んだりしていてくれるだけでも!うん~!愛されてるなぁ、わたし!って思えるの。あっ………わたし、眠くなってきちゃった。ヤダ、眠い。眠ーい!ね?この眠いのを逃したら、また不眠症に逆戻りだー!ガクガクブルブル…帰ろう?(T雄に)あの、すいません、この人連れて帰るんで!じゃあ!ほら行くよ(T雄に)」
T雄「あ、ゴメン…そういう事だから。また連絡するわ」
K子「ほら、早くー!」
そうして、K子が飲み屋に来てからほんの数分後、T雄とともに嵐のごとく去っていったのだ…
…それからまた、数カ月ほど経った頃の事だろうか…?
元同僚たちから連絡があり、集まって飲もうと。
だが、どうにもT雄と連絡が取れない。と。
私も気になって、T雄にメールや電話をするが、出ず、レスポンスもない…
…またさらに数カ月後のある夜、ふと気になり、T雄に電話をしてみると…
T雄「はい…」
私「おい、元気か?最近どうしてるんだ?」
T雄「いやぁ…いろいろあってな…」
私「そうか…とにかく大丈夫なんだな?仕事は?」
T雄「あぁ…なんとか。悪いな、気遣わせて…」
私「こないだの飲みの時も、連絡つかなかったからな」
T雄「うん…あれもさ、」
と、T雄が言いかけた時、電話の向こうから、
「なに?だれ?だれと喋ってんの?やだぁ、お風呂あがったのよ…」
というK子の声が聞こえたとおもうと…
T雄「あっ、ちょ…ブツッ…!」
私「あ…」
と、電話が切れてしまった。
私はこの時まったく気が付かなかったのだ。
何故電話が切れたのか。
それから数日後、T雄からメールが来る。
『こないだはすまん。実は、K子にもの凄い束縛をされていて、人と会うのはもちろん、仕事まで休む羽目になっている…』
私は、なんでそんなにT雄がK子の言いなりになっているか理解出来ず、こう返した。
『人間関係はもとより、仕事に支障が出るのはあり得ないだろ?そんな女捨てちゃえよ!』
T雄より、
『そうしたいのはやまやまだが、簡単にはいかんのだよ…』
『お前らしくないなぁ…ハッキリ別れを切り出して、それでも喰い付くようなら“殴っちゃえよ!”』
…それから、一年半程T雄とは、元同僚誰も連絡が取れず、ある日私にT雄から電話があった。
T雄「久しぶりだな…飲みに行かないか」
約二年振りに会うT雄は、ひどくやつれていて、20代にもかかわらず白髪が目立ち、前髪が少しだけ薄くなっていた。
…つづく
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このブログは、完全匿名にて書かせて頂いています。
ゆえ、更新やメッセージのチェックなど、かなりきまぐれです…
御用の方は、コメントやメールにて頂き、気長にお待ちくださいますようお願いいたします。
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◆自己愛性人格障害者の、他者への愛情とは
〝愛情〟
ひとえに言いましても、難しいですよね。
究極はきっと「相手の幸せの本質を理解したうえで、相手が幸せになるように行動する」
みたいな事でしょうけど、こんなのは神様じゃないと到底出来ない芸当でしょうね。
でも多くは「相手を思っているという事がきちんと伝わる」くらいでも充分だったりしますし、もっとシンプルに「愛する相手に気に入られたい」とかでも伝わります。
それは…
他者(特にターゲット)は自分にとって、大事な愛着のある道具。
なのです。
もちろん、道具は大事です。
料理人の包丁や、ミュージシャンの楽器など、みなさん大切には扱いますよね?
でも、その包丁や楽器の人格や将来など考えませんよね…?
例えば包丁が、本当は包丁じゃなくて、鉄扉になりたいんじゃないかな?
とか、
なんて、おそらく考えませんよね?
包丁なら包丁の、楽器なら楽器の人格設定として、大事にしますよね…?
そして、パートナーが〝自己愛〟の設定した人格から逸れる事を、異常に極端に嫌います。
ここからは、分かりやすく、自己愛のパートナー=「自己愛のパソコン」という例えで話しを進めていきます。
あなたが仕事やプライベートで、駆使される、パソコン…
自分が見やすく、使いやすいようにカスタマイズして行きますよね?
使いたいソフトを入れたり、見やすいようにフォルダやアイコンを並べたり、整理したり。
不要なデータを削除したり、同時に複数のソフトを立ち上げたり、ダウンロードの待ち時間にお風呂に入ったり…
使いたい時には、何時間もそれこそ何日も電源を入れっぱなしで使いますし、使わない時にはそれこそ数カ月も放置します。
でも、故障や各種エラーが出た場合は「原因がハッキリしていれば、それに応じた対処」で元に戻ります。
が、時には思い通りに行かない時もあります。
やっていない動作を勝手にしたり、使えてた機能が使えなくなったり、意味不明に電源が落ちちゃったり…
そういう事が多発すると…
キレる方もいますよね?
私も仕事がらみのパソコンのエラーは、頭に来ます。
さて…ここまでのパソコンの扱いを、生きた人間相手だと思って下さい…
そんな扱い、しませんよね?
手塚治虫のマンガでも、ロボットがストやクーデター起こします。
でも、
素直に純粋無垢に、他者をパソコン(道具)みたいに扱ってしまう人々。
それが、自己愛性人格障害者なのです。
彼ら彼女らにとって「人の気持ちを考えろ!」「人の気持ちが何故わからないのか!」という
お説教は、私たちにとっては
「このパソコンの本当の気持ちを考えてやれよ!」
「このパソコンにこんな働かせ方してどうにも思わないなんて、頭おかしいんじゃないのか?」
って言われてるようなものなのです…
さて次回は、◆私が関わった、自己愛性人格障害者の実例
について、触れたいと思います。
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このブログは、完全匿名にて書かせて頂いています。
ゆえ、更新やメッセージのチェックなど、かなりきまぐれです…
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◆自己愛性人格障害者の特殊能力の2つ目
特殊能力2つ目は…
「他人の弱点・欠点スキャン能力」です。
どーんな優秀な人でも、どーんな大人物でも、人間だもの…
弱点や欠点、人格的な欠陥は必ずあります。
特別優秀じゃない普通の人や、若く発展途上な人なら、なおさらです。
その“大きな考え違い”とは…
自己愛性人格障害者が、人に近付いたり、人と仲良くしたいと思うと、何故か
その相手の弱点や欠点を突つく事で相手を支配し、そうすると自分の思うがままに操れるはずだ。と考えるのです。
いや、本当に…とんでもない発想です。
自身は、自己愛性人格障害者のこの手の行動を数人分見てきましたが、
支配できたかどうかの結果は…
全敗です…
欠点突つかれて、仲良くしたいなんて思う人はいません!
ではさて、そのやり口はどのようなモノかと言いますと、
むかしむかしある所に、仕事が優秀で、収入も高く、人望もあり、体力も根性もあり、ファッションセンスも良く、さらに強運な女性がいました。
そんなとても素晴らしいターゲットを見つけてしまった自己愛性人格障害者の女は、どうにかこの女性に取り入り、得をしたいし、また友達になれれば自慢できるし、ともかくあやかりたいと考え、この女性と友達になる計画を立てはじめました。
そしてまず…しょっぱなにその女性の「欠点」を見つけてしまうのです。
そのある種完璧と思われる女性の欠点とは…
物凄く「顔が不細工」だったのです。
それは、仕事やファッションや性格では、カバー出来ない程に。
女は、女性が生きる上で容姿がどのくらい重要なのか、当然分かっています。
「あなたブスね」
↓
「そうなんです、あたしブスで困ってるんです」
↓
「そんなブスじゃ男よって来ないでしょ?」
↓
「よって来ないです…」
↓
「あたしって美人だから、男よって来るの。紹介してあげるからあたしにヘエコラしなさいよ?」
↓
「はい!男を紹介して欲しいので、あなたにヘエコラします!ついでに、仕事でも便宜はからせて下さい」
↓
「うん、良い子、良い子。あと、あたしの事自慢の友達だって触れ回ってね」
↓
「当然です!みんなに自慢させて下さい」
↓
「あたしたち、一生の(利用できる)友達になるのよね」
↓
「はい、もちろん!もうあなたに足向けて、寝れないわ」
そして…
そして…
自己愛性人格障害者の女は…
その優秀な女性に…
持てる力の全てを徹底的に駆使して、自分やその仲間に害が及ばないように駆除されたのです…
その詳しい内容は、とても恐ろしくて言えませんが…
普通に仲良くなってればね…
支配しようとしなければね…
こんな事にはならなかったのにね…
などと思います。
きっとこの女性の仕事や人生や人間関係は、全て食い尽くされていたかも知れないのです…
次回は、
自己愛性人格障害者の、他者への愛情とは…
について触れたいと思います。
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ゆえ、更新やメッセージのチェックなど、かなりきまぐれです…
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◆自己愛性人格障害者の特殊能力の1つ目
それは…
「タレント力」です。
そう聞いてもピンと来ないかも知れませんね。
もっと簡単に言いいますと、極めて“外ヅラ”が良いのです。
そんな外ヅラが良い奴なんてたくさん居るし、大概は嫌われたり、煙たがられたりしてるんじゃないの?
そう突っ込まれる方もいると思います…が、
そんな、すぐに化けの皮が剥がれたり、すぐに看破されるような、レベルの低い外ヅラではないのです!
いわゆる芸能人の、タレントさんを思い浮かべてみて下さい。
もちろん人によって好き嫌いはありますでしょう。
しかし、例えば同じ様な問題発言や問題行動をしたタレントさんが何人かいたとして、
「何かコイツのは許せないけど、妙にコイツのは憎めないな…」
「何だかコイツの謝り方はウソ臭いけど、コイツのは本当っぽいな…」
まさにこの、不思議と他人に許され、他人の心のカギをサラリと開けてしまう能力!
これが、自己愛性人格障害者の特殊能力1つ目。
驚異の「タレント力」になるのです。
逆にとらえると、こういう持って産まれたキャラクターに帰依する「タレント力」があるが故に、
様々な事が許され、様々な無理がまかりとおり、様々な局面で有利に立ち回れた事が、
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